17インチトレール乗りのメモ帳

下手っぴトレール乗りのメモです。最近サーキットにリターンしました。

公道とサーキットの違い(速度編)

次に第3回コーナリング速度編です。


公道ではスローインファストアウトが基本です。しかしサーキットでは個人的にはスローインはしません。ファストインファストアウトです。サーキットではコースをはらまなければ、まだ余裕があると判断し、速度を上げて行きます。また、進入で速度を殺しすぎると、サーキット用にバネレートを上げたサスは仕事をしてくれません。仕事をしないということは限界が低くなる事を意味していますので、非常に危険な事だと言えるのです。また、サスが動かないと、接地感が希薄になりますので、アクセルも開けられない事になります。無理やり開けると転倒が待っています。つまり、サーキットにおいてはブレーキングを頑張らなければ曲がらない、アクセルも開けられないと言う事になります。と同時に自分の技量にあったサスセットが大切になって来ることも分かりますね。もちろん突き詰めればスローインファストアウトにはなるのですが、公道的な直線でのブレーキングで十分に速度を落とすという考え方とは根本的に違うと言えます。